WOOD DECK 2

NAOtoHAL

2017年01月05日 14:45

<ウッドデッキ・・作ります/その2>



ウエスタンレッドシダーを軽くサンダーがけしたら、全ての材を「IN-WOOD」で塗装します。
安全性が高く水弾きも抜群、何より伸びが良く塗りやすい。
惜しむらくはもう日本で入手困難ってことでしょうか・・・

レッドシダーは元々色にバラつきがある材ですが、基本赤みがかってます。
なるべくリビング床のチーク材と色味を合わせたかったので、あまり主張し過ぎないナチュラルかメープルで悩み・・
でもナチュラルは少し黄味がかってるので、レッドシダーに塗るとオレンジっぽくなりそうだなと思い
赤味を少し抑える効果を期待しメープルをチョイス。
いい感じの色になりました。   右が塗装後


ちなみにウエスタンレッドシダーは米杉とも呼ばれますが、杉ではなくヒノキ科の樹木
ヒノキの香りは森林浴作用で癒し効果も高く、防虫・防カビ・抗菌作用まである優れものなんですね。




<基礎編>


ではまずウッドデッキの基礎から作り始めますが、基礎の仕組みを簡単に説明。

まずは土台となる石「束石」→その上にデッキの高さを出す「束柱」→そしてデッキの床板を貼るための枠組み「根太」→で最後に「床板」てな感じです。


で今回は土の上に建てるわけじゃないので束石は省きますが、肝心なのは水平を出すこと!
地面も厳密な水平ではないので、束柱毎に高さを変えていく必要があるんですね・・面倒臭いですが


今回デッキを貼る場所はこの写真の手前側。

バルコニーやベランダは、水はけを良くするため床が斜めに傾いてます。
そのままでは当然床が斜めになってしまうので、水平を出さなくてはいけません。

だがしかし、元々デッキを作る予定だったので、この床と色が変わっているところで既に水平は出してあります。
なのでここに合わせて束柱の高さを出すだけでOKなんです!

でも一つ問題が・・・写真右に排水のための溝がありますよね。
本来四隅に束柱を置くのですが、そうすると排水溝を塞いでしまうんです。
まあずらして建てることも可能ですが、こんな方法思いつきました。

それは根太の大枠を直接家の壁に打ち付けてしまうということ。
どういうことかというと、こんな感じ

根太の枠組みが宙に浮いた感じです。

これに床板を固定させるための根太を渡していきます。

通常根太間のピッチは50〜60cmといわれてますが、今回使う床板が厚み40mmと極厚なため85cm間隔です。
ビスの節約にもなります。

そしてこんなパーツを作ります。

何に使うかは・・・続く・・・




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